魔術、魔法関連書籍(オカルト、神秘学全般)


その他オカルト、宗教、神秘学関連書籍



精神科医の悪魔祓い
\2,800(税別)

▼精神科医の悪魔祓い
 リチャード・ギャラガー/松田和也訳

 奴らは、いる――。「悪魔憑依」に挑む異色のアメリカ人医師が25年に及ぶ体験を赤裸々に綴った衝撃のドキュメント。
 憑依に陥ると体重100キロの男性を軽々と投げ飛ばす小柄な女性、悪魔祓いを受けると30分間も空中浮揚をした人物、トランス状態になると全く知らないはずの複数の異国語をわめいて暴れ回る女性、消息を絶った筋金入りの悪魔崇拝者……。数々の驚愕すべき症例をもとに、常識と科学を超越した「悪霊」「悪魔」の実在を、精神医学者がついに明証した!
 デーモンと闘いつづけた医学者の手記……、あなたは読まずにいることができるだろうか。

352ページ
発行 国書刊行会







原始文化 上
\6,600(税別)

▼原始文化 上
 エドワード・バーネット・タイラー著 松村一男 監修
 奥山倫明/奥山史亮/長谷千代子/堀雅彦 訳

 文化の普遍的発展理論の探求。

 本書の目的は、文明の斉一性と段階的発展を、低い段階の民族と高度な民族との関係に注目しながら考察することにある。

 上巻には、本書の方法論「文化の科学」、退化論に抗する「文化の発展」、近代西洋と低次文化の関係を示す「文化における残存」、言語の発展理論を探る「感情言語と模倣言語」、数える技能の発展を論じる「数を扱う技能」、神話の発展理論および神話と歴史との関係を述べる「神話論」、アニミズムを定義し、人間とそれ以外の魂に関する教理を探求する「アニミズム(一)」を収める。

 『金枝篇』のフレイザーに多大な影響を与えた世界的名著、待望の全訳!

626ページ
発行 国書刊行会







原始文化 下
\6,600(税別)

▼原始文化 下
 エドワード・バーネット・タイラー著 松村一男 監修
 奥山倫明/奥山史亮/長谷千代子/堀雅彦 訳

 文明の中に未開を見る。

 本書の目的は、文明の斉一性と段階的発展を、低い段階の民族と高度な民族との関係に注目しながら考察することにある。

 下巻には、アニミズム教義の概略として、転生説、死後の世界、霊の教義、霊的存在の分類、多神教、二元論、至高神、最高神を検討する「アニミズム(二)‐(七)」、宗教儀礼のなかから、祈り、供犠、断食、人為的忘我、方角の決定、祓い、の発展過程を概観する「儀礼と儀式」、そして「結論」を収める。

 文化の普遍的発展理論を追い求めた人類学者による、〈文化の科学〉の金字塔!

626ページ
発行 国書刊行会







アルカイック宗教論集
\5,600(税別)

▼アルカイック宗教論集
 ミルチャ・エリアーデ著 奥山倫明 監修
 飯嶋秀治/奥山史亮/藤井修平/小藤朋保 訳

 始源をめぐる思考の軌跡!

 《聖》と《俗》の一体化の問題を、神話伝承や宗教的象徴のほか、ゲーテやバルザックなどの文学作品に探る『再統合の神話』、ルーマニアのフォークロアを研究した『棟梁マノーレ伝説の注解』、エリアーデ宗教学の特質を浮かび上がらせる《アルカイック宗教》研究の成果『オーストラリアの宗教』と「南アメリカの高神」の全4篇を収録。

512ページ
発行 国書刊行会







新装版 神殿伝説と黄金伝説
\4,600(税別)

▼新装版 神殿伝説と黄金伝説 シュタイナー秘教講義より
 ルドルフ・シュタイナー、高橋巌/笠井久子/竹腰郁子訳

 幻の奇書、完訳。シンボリズムの解釈を手掛かりに、聖書、神話、古代の秘教、フリーメーソン、薔薇十字会の秘密を大胆に解き明かし、オカルティズムの核心に迫る驚愕の書!

  I
  五旬祭‐人間の霊を解放するための祝祭
  カインとアベルの対立
  ドルイド僧とドロット僧の秘儀
  プロメテウス伝説
  薔薇十字会の秘儀
  マニ教
  霊学の観点から見たフリーメーソンの本質と課題
  秘密結社の基礎をなす外展と内展
  
  
  
  
  
  
  II
  かつて失われ、今再建されるべき神殿
  ‐それと関連する十字架の木の伝説
   または黄金伝説
  オカルティズムの光に照らしたロゴスと原子
  
  III
  神智学運動とオカルティズムの関係
  フリーメーソンと人類の進化(二重講義)
  オカルト的認識と日常生活との関連
  新しい形式の帝王術
  一九〇六年一月二日のベルリンでの講義のための
   シュタイナーのメモ
  ゲーテと薔薇十字会との関係について
  
  

440ページ
発行 国書刊行会







総説カバラー
\4,200(税別)

▼総説カバラー ユダヤ神秘主義の真相と歴史
 山本伸一

 "本当の神秘はこけおどしの仮面をはいだときはじめて見えてくる。
  この本で僕たちはやっとカバラーの秘密と向き合えるのだ。"
     (占星術研究家・翻訳家 鏡リュウジ)

 カバラーとは何か。ユダヤ教神秘主義の思想的伝統、カバラーを歴史から思想の展開まで包括的に解説。古代からルネサンスを経てニューエイジブームに至るまで、新プラトン主義やグノーシス主義やキリスト教の影響下、神智学、悪魔学などの要素も包含し、時代や地域によって多彩な様相を呈してきた、ユダヤ思想の深奥に迫る。

380ページ
発行 原書房







普遍の鍵
\4,500(税別)

▼普遍の鍵
 パオロ・ロッシ、清瀬卓訳

 ユダヤ神秘主義、スーフィズム、新プラトン主義などが混沌たる〈知〉の坩堝を作っていた13世紀スペインで、天啓博士ライムンドゥス・ルルスの「結合術」〈アルス・コンビナトリア〉は誕生した……9個のアルファベットの組み合わせで宇宙という巨大な〈書物〉を解読せんとしたルルスの思想は、ギリシャ・ローマ以来の「記憶術」、さらにヘルメス・カバラの魔術的伝統と混交しながらルネサンス、宗教改革以降のヨーロッパ思想に甚深な影響を与え続けてきた。
 本書は今日まったく顧みられることのないこの「結合術」の系譜を資料に即して解明、ブルーノ、ベーコン、デカルト、コメニウス、ライプニッツ等を通し百科全書思想、世界劇場構想、薔薇十字運動、普遍言語構想などを生み出してゆく経緯を解明する、驚異と知的興奮に満ちた思想・科学史研究の名著である。

416ページ
発行 国書刊行会







秘教の言葉
\9,500(税別)

▼秘教の言葉 もうひとつの底流
 マルチネス・ド・パスカリ、ルイ=クロード・ド・サン=マルタン
  今野喜和人・長谷川光明訳
  責任編集=中川久定・村上陽一郎

 −神よりうけし光、光よりうけし幻視−

 魔術的・象徴的な意味づけと特異な宇宙観を交えて語られる、人間および万物の起源とその最終目的である「再統合」の神話−パスカリの『諸存在の再統合論』、原初の栄光と転落、キリストの普遍的働きを、徹底した人間の観察に、錬金術・数秘術・自然魔術などを重ね合わせて論証したサン=マルタンの『誤謬と真理』を収録。『百科全書』からの項目「神智学者」を付す。

 エリファス・レヴィやパピュスなど、現代オカルティズムのルーツともなったオカルティスト達に絶大な影響を与えたパスカリとサン=マルタンの歴史的著作が遂に邦訳!! 関連性の高い二人の著作を一冊に同時収録。西洋隠秘学の研究者にとっては、決して読み過ごすことの許されない1冊です。

486ページ
発行 国書刊行会







魔術的芸術
\28,000(税別)

▼魔術的芸術
 アンドレ・ブルトン/巖谷國士訳

 今世紀最大の《幻の書物》、待望の完訳!!
 未知の領域をひらく美術史の革命的転換。古代エジプト絵画からデ・キリコまで、古今の様々な芸術の領域を踏査し、「魔術的」の一語であらたな視野を開いた、シュルレアリスム思想・美学の集大成。ハイデッカー、バタイユ、レヴィ−ストロース、マグリットなど総勢76名におよぶ驚異の巻末アンケート、完全収録!!
 A4変形版の大型ハードカバー仕様により、写真や図像が圧倒的な迫力で観るものを魅了します。もはやこの本自体が《魔術的芸術》に他なりません!!

360ページ
発行 河出書房新社







スーフィー
\5,800(税別)

▼スーフィー 西欧と極東にかくされたイスラームの神秘
 イドリース・シャー/久松重光訳

 イスラーム神秘主義大全。西欧・極東に秘められたスーフィズム(=イスラーム神秘主義)の痕跡、あらゆる条件付けからの解放を主張するスーフィーたちの内面的過程を、斯界の碩学イドリース・シャーが縦横無尽に論じ、解明した大著。

  背景I 旅人と葡萄
  背景II 闇の中の象
  ムーラ・ナスルッディーンの微細なるもの
  シーラーズの導師サアディー
  薬剤師、ファリードッディーン・アッタール
  我らが師、ジャラールッディーン・ルーミー
  イブン・アラビー:最も偉大な導師
  ペルシアのガザーリー
  ウマル・ハイヤーム
  秘密言語I 炭焼きたち
  秘密言語II 建築家たち
  秘密言語III 哲学者の石
  西欧の謎I 奇妙な儀式
  西欧の謎II 騎士道的社会
  西欧の謎III 知恵の頭
  西欧の謎IV アッシジの聖フランチェスコ
  西欧の謎V 秘密の教え
  デルヴィーシュの書物
  デルヴィーシュの教団
  愛の信条
  奇跡と魔術
  極東
  注釈
  

474ページ
発行 国書刊行会






歴史、文化、社会



クリスマスの歴史
\2,800(税別)

▼クリスマスの歴史
 ジュディス・フランダーズ/伊藤はるみ訳

 クリスマスについての私たちの知識はほとんど間違っている!
 サンタクロース、ケーキ、プレゼント……多様な要素とイメージを丹念に検証、人々の生活史と重ねながらクリスマスという風習を歴史的に読み解くユニークな文化史。

320ページ
発行 原書房







ハロウィーンの文化誌
\2,800(税別)

▼ハロウィーンの文化誌
 リサ・モートン/大久保庸子訳

 ハロウィーンとは何か? 
 古代ケルト起源といわれる習俗がどのように世界へ広がっていったのか。各地の伝統、仮装、儀式からテーマパークのアトラクションまで、50点以上の図版とともに解説。ハロウィーンの歴史をめぐる初めての書。

302ページ
発行 原書房







ヨーロッパの祝祭と年中行事
\2,300(税別)

▼ヨーロッパの祝祭と年中行事
 マドレーヌ・P・コズマン/加藤恭子、山田敏子訳

 中世の騎士や貴族たちの贅を尽した衣装や装飾、ゲームやごちそうを実際に楽しんでみませんか?   異教時代のならわしとキリストの教えとがとけ合って、人びとに受け継がれてきた祝典のいわれとメニューをたどる、西洋お祭りの文化誌。

288ページ
発行 原書房







中世の祝祭
\2,800(税別)

▼中世の祝祭 伝説・神話・起源
 フィリップ・ヴァルテール/渡邉浩司・渡邉裕美子訳

 キリスト教に隠されたケルトの祭りと神話。
 聖ヨハネの火祭りからクリスマスのもみの木にいたるまで、もともとの意味が曖昧となった数多くの祭りや儀礼について、キリスト教がケルトの神話と信仰をどのように利用し、中世に特有の神話を創り上げていったかというプロセスを明らかにする名著。

   序章 キリスト教神話とはなにか/中世の神話暦/中世の神話資料
   第1章 カルナヴァル、その語源の謎
   第2章 サウィン祭
   第3章 クリスマスと12夜
   第4章 インボルク祭
   第5章 復活祭の通過
   第6章 ベルティネ祭
   第7章 聖ヨハネ祭
   第8章 ルグナサド祭
   第9章 ガルガン山上の聖ミシェル
   聖人祝日リスト

346ページ
発行 原書房







世界予言全書
\2,300(税別)

▼世界予言全書
 トニー・アラン/真田由美子訳

 古今東西の「予言」「占い」「予知」のすべてがわかる。
 古代のシャーマニズム、聖書の預言、中国の易経、マヤの暦の予言、タロット占い、ノストラダムスの予言、ユートピア小説、未来学などを、テーマ別に47章に分け、エピソードも交え、わかりやすく解説した初めての書。

 第1部 神々の口寄せ
 第2部 夢と予感
 第3部 占いの体系
 第4部 予言者と千里眼
 第5部 未来を考える

280ページ
発行 原書房







呪われたナターシャ
\2,800(税別)

▼呪われたナターシャ
 藤原潤子

 現代ロシアにおける呪術の民族誌

 1991年のソ連崩壊以降、ロシアでは呪術やオカルトへの興味が高まった。本書は、三代にわたる「呪い」に苦しむナターシャというひとりの女性の語りを出発点とした現代ロシアの民族誌である。呪術など信じていなかった人びと−研究者をふくむ−が呪術を信じるようになるプロセス、およびそれに関わる社会的背景を描く。

270ページ
発行 人文書院







【DVD】 魔女
\4,800(税別)

▼【DVD】 魔女 (HAXAN)
 監督:ベンヤミン・クリステンセン

 『「魔女」は映画監督ベンヤミン・クリステンセンが4年間の構想の後に製作した、映画史上非常に革新的かつ奇怪な伝説的映画である。映画はまずあたかも大学における講義のように、古代世界における宇宙観、中世における悪魔や魔女について解説を試みる。それに続いて劇仕立てで中世の魔女たちの活動、魔女裁判などを見せる。映画の後半では舞台は現代(1920年頃)に移り、現代のヒステリー症女性と中世の魔女との類似について解説が加えられる。』

 空飛ぶ魔女、サバト、魔女裁判・・・・・・中世の魔女や悪魔についての学術的な解説を丁寧な映像とともに解き明かした無声映画の傑作がDVDで登場!! 地獄を表現した自動人形や、魔女の飛行シーンの再現映像などは、製作から90年近く経った今でも鮮烈な印象を失いません。「魔女」のカメラ・ネガから作られたポジ・プリントに基づく最新の修復版の画像を収録、更に柳下美穂氏による日本版オリジナル伴奏音楽付きのバージョンも楽しめる、待望の日本盤「魔女」DVDですっ!!

1921年製作 スウェーデン作品 片面2層ディスク 104min.
発売 紀伊国屋書店

 ※この商品はDVDです。






音楽、文学、サブカルチャー



詩人たちの自然誌
\3,200(税別)

▼詩人たちの自然誌 一九世紀初頭ドイツ語圏の文学と科学
 時田郁子

 四大元素、探検博物学、自動人形、動物磁気、ホムンクルス……
 近代ドイツ語文学において「科学」的事物はいかに探求され、作品に胚胎したか。動乱する19世紀初頭の自然科学的文脈を辿りつつ、ノヴァーリス、ホフマンらロマン派の小説、ゲーテ、シラーの諸作品、フンボルト、シャミッソーら探検博物者の詩的テクストを紐解く。ドイツ語文学に新たな読みの歓びをもたらす無二の論考。

312ページ
発行 国書刊行会







ダーク・ミューズ
\3,500(税別)

▼ダーク・ミューズ オカルトスター列伝
 ゲイリー・ラックマン/谷川和訳/伊泉龍一解説

 ダーク・ミューズ=闇の詩神がもたらすのは、霊感か、狂気か。18世紀から20世紀、オカルトというミューズに導かれた作家・芸術家・思想家など40人の偉業と人生を概観できる、奇想天外にして深遠なるオカルトガイドブック!
 ロックバンド「ブロンディ」の初期メンバーとして活躍し、その後専業作家となりコリン・ウィルソンやアレイスター・クロウリーの伝記など、多数の著書を発表してきた著者によるオカルト基礎教養文献。今後の読書のためのガイドとしても有用です。

488ページ
発行 国書刊行会







音楽の人類史
\5,000(税別)

▼音楽の人類史 発展と伝播の8億年の物語
  マイケル・スピッツァー/竹田円訳

 音楽はいつ生まれたのか? なぜ音楽は人を興奮させるのか? 音楽と脳の関係は? 音楽と宗教の関係は?
 脳科学、認知科学、心理学、文化人類学、民俗学、考古学、生物進化学など、あらゆる分野の最新の知見を織り込んで、人類と音楽の歴史的な関係をときあかす。世界をリードする音楽学者が描き出す壮大な人類史。

540ページ
発行 原書房







60sカウンターカルチャー
\6,300(税別)

▼60sカウンターカルチャー ―セックス・ドラッグ・ロックンロール―
 ロバート・C・コトレル/伊泉龍一訳

 1960年代のアメリカ社会を激しく揺るがした「カウンターカルチャー」とは何だったのか? それはどこから来て、どのように拡大していったのか? ヒッピー、LSD、コミューン、ヒューマン・ビーイン、ウッドストック、反戦運動、SDS、シカゴ・セブン……相次ぐ劇的な出来事の中を生きた当事者たちのその当時の声に耳を傾けながら、そのムーヴメントの全容をたどり、その意義を再考する。

 東洋のスピリチュアリティへと意識を向けたジャック・ケルアックやアレン・ギンズバーグらのビート・ジェネレーション、ヘルマン・ヘッセのような文学者たち、オルダス・ハクスリーやティモシー・リアリー、ラム・ダスやジョン・キージーのような精神探求や意識の拡張のためにドラッグを使用した先駆者たちなど、当時の文化思想を追体験できる貴重な大著。

720ページ
発行 駒草出版







アンコモン・ピープル
\4,500(税別)

▼アンコモン・ピープル 「ロック・スター」の誕生から終焉まで
 デヴィッド・ヘップワース/伊泉龍一訳

 1950年代半ばに「ロック・スター」は誕生し、1990年代半ばにこの世を去った。私たちは彼らの中に何を見たのか? 私たちは彼らから何を求めていたのか? 1955年から1995年までの40人の「並外れた人々(アンコモン・ピープル)」の人生の中の決定的瞬間と転換点に焦点を絞り、「ロック・スター」の誕生から終焉までの40年に及ぶ過程を鮮やかに描き出す。

 テレビの普及、ドラッグの蔓延、エレクトリック・ギターへの注目、LP盤レコードの隆盛、CDの発売、MTVの始まり、ライブ・エイドでの世界的注目、スタジアムへと拡大してくライブ会場、大企業のCMとのタイアップ、音楽雑誌の拡大、インターネットの到来……。こうした変化の中で生き続けてきた社会的・文化的な現象としての「ロック・スター」という観点から、各々の年を特徴づける逸話を追っていく中で、次第に一つの大きな物語としてのポピュラー・ミュージックの年代記が形作られていく。
 『ウォール・ストリート・ジャーナル』誌に選ばれた2017年のベスト・ミュージック・ブック。

574ページ
発行 駒草出版







ストレンジ・スターズ
\3,500(税別)

▼ストレンジ・スターズ デヴィッド・ボウイ、ポップ・ミュージック、そしてSFが激発した十年
 ジェイソン・ヘラー/伊泉龍一訳

 1960年代が終わりに近づき、古い慣習が、セックス、ドラッグ、ロックンロールで浮かれ騒ぐ新種の自由へと取って代われたとき、デヴィッド・ボウイは『2001年宇宙の旅』を見るため、ロンドンの映画館の空いている張り出し席に紛れ込んだ。そして、彼はすっかり別の姿になって現れてきた……。
 そして実際にボウイは、人類が遠い世界に望遠鏡の照準を合わせたとき、かつて変人たちが好むくだらないものとして片づけられていたサイエンス・フィクションの世界を、60年代に始まった革命を継続するのに必要な促進剤としてみなすよう他のロック・スターたちを先導したのだ。

 ヒューゴ賞受賞作家で音楽ジャーナリストの著者が、ポピュラー・ミュージック及びポピュラー・カルチャーへのサイエンス・フィクションからの大きな影響について風変わりで大胆なストーリーを踏査していく。

478ページ
発行 駒草出版







シーズン・オブ・ザ・ウィッチ
\3,100(税別)

▼シーズン オブ ザ・ウィッチ いかにしてオカルトはロックンロールを救ったのか
 ピーター・ビーバガル/伊泉龍一訳

 ロバート・ジョンソン、シド・バレット、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ブラック・サバス、レッド・ツェッペリン、デヴィッド・ボウイ、サイキックTV、キング・クリムゾン、イエス……。それらの背後で作動し続けたディオニソス神話、ブードゥー教、カバラ、アレイスター・クロウリー、ブラバッキー夫人等々の宗教・神話・芸術・神秘思想に由来する「オカルトの想像力」を浮き彫りにする!

 アフリカの宗教音楽からブルース、ロックンロール、フォークソング、サイケデリック・ロック、ハード・ロック、グラム・ロック、プログレッシブ・ロック、エレクトロニック・ミュージック、ヘヴィ・メタルから2000年代のドゥーム・メタルやストーナー・ロックまで、「オカルト」を主軸としたポピュラー・ミュージックの斬新なナラティブ・ヒストリー。

342ページ
発行 駒草出版







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